紫外線で明るくなりにくいヘアカラーとは?
本日もデザインカラーのオーダー頂きました
ご家族でご利用頂いているマダムK様。
本日はカット&カラーでのご来店でした❤️
今回は久しぶりにトーンダウンを行っています。オーダー内容は、『仕事上、外に出ている時間が長くなる為、紫外線の影響を受けても色持ちをよくする様にしたい。でも、単に暗くするのではなく、深みのある綺麗な色合いにして欲しい』との事でした。
今回のプランは根元は根元がしっかり染まる根元専用タイプのカラー剤を使用して、毛先に行くに従って、毛先専用タイプの優しいトリートメント型カラー剤を使用する事に決定しました。
そこにプラスして髪の表面にルージュヴァイオレットを配置して、デザインを感じさせる一味違ったヘアカラーにしています。
こんな事ありませんか?
夏になると、カラー後にヘアカラーが剥がれた様にオレンジ色になったり、黄色くなったり、総評して色持ちが悪く感じてしまうなど、やはり紫外線の影響から免れるのは並大抵の事ではないですね。
紫外線を多量に受けるのは髪が表に露出している『表面』です。
なので・・・この部分こそが、色持ちが特に悪い部分になってくるのです。
そこに、ルージュヴァイオレットを綺麗に配置してデザインを作っていますが、実は紫外線の影響を受けても、ベースカラーよりも深みのあるルージュヴァイオレットは紫外線に対しても色持ちが遥かに良い為、ルージュヴァイオレットのローライトには、ベースカラーの補助的な役割も与えているのです。
つまり今回は、オーダー内容の『色持ちを良くしたい』にデザインを組み込んで、さらに、色持ちの機能を与えているのです。
根元専用タイプ、毛先専用タイプ、ローライト専用タイプで髪の状態に合わせてカラーリングを行うと、ダメージを起こす事なくヘアカラーを毎回行えます。
更に、ベースカラーからローライトの調合に至るまで、オリジナルの調合方法を使っているので、根元から毛先まで綺麗に繋がります。ローライトのデザインカラーは次回のカラーリングの時期の2ヶ月後までも綺麗にベースカラーとの調和を見せ、次のカラーリング後にも髪に艶を与える事までしてくれます。
僕の場合、一回のデザインが1回で終わるのではなく、次回、その次も、デザインをリサイクルして活かしていくのです。
この様に、デザインを積み重ねていくと、半年後には、織物の様な一本一本が違い色合いに染まっていきます。
自然に、ゆっくりと、まさにオンリーワンなヘアカラーとなるのです。